こんにちは。IIJ新人営業の川…

IIJのネットワークサービスを担当している新人営業
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こんにちは。IIJ新人営業の川口です。ネットワークサービスを担当しています。
お客様からよくネットワーク運用にまつわるお悩みを聞くのですが、前回のインタビューでIIJ Omnibusサービスの管理ポータルが便利だと聞きました。具体的にどんなことができるのか、サービスの構築を担当する社員にインタビューしながら、実際に管理ポータルを触ってみたいと思います!
<今回話を聞いた人>
サービスプロダクト推進本部 サービス推進部 技術支援3課 課長 野尻 昂宏
一言でネットワーク運用と言っても、その内容は幅広いものです。ネットワーク機器や回線が正常に動いているかチェックしたり、障害が起きればすぐに原因を探して対処したり。その他にも、通信遅延への対策や機器の設定変更、ソフトウェアのアップデートなど、ユーザが常に安定して使える状態を維持できるように裏側で行っているのがネットワークの運用です。
企業の情シス担当者がネットワークの状態を監視したり、障害時の対応をする場面で活用できます。一緒に画面を見てみましょうか。こちらがホーム画面です。
サービスリリース後に何度か改修を重ねて、今のUIになりました。私もこのデザインは気に入っています。誰でも使いやすいように、シンプルかつ整理された画面になっているんです。
さて、まずはどんなWAN構成になっているかを確認するために、WANトポロジーから見てみましょう。
離れた拠点同士がどのようにつながっているかを表したネットワーク構成のことです。例えばこのWANトポロジーでは、右上のOmnibus設備に各拠点が集約されているのが分かります。
次に、どこかの拠点のルータのアイコンをクリックしてみてください。そうすると、使っている機種やサービスコードが表示されます。IIJが提供する回線を契約している場合はその情報も見られるので、どの拠点がどの機種を使ってどんな回線を使っていて…なども含めて一元的に管理ができます。
お客様によりますが、例えば構成図と契約情報を別々で管理するケース。全体の構成図はVisioやPowerPointなどで作成して、サービスコードなどの管理情報はExcelで管理。それらを突き合わせて全体像を把握する方法があります。1枚の資料に全部の情報を載せると見づらくなってしまいますからね。
次はトラフィックグラフで通信状況を把握してみましょう。このように、拠点ごとのトラフィックの推移を過去30日分まで表示できます。
色々と考えられますが、ユーザから「遅い」という声が挙がったときに確認するケースが多いと思います。そんなとき、まずこのグラフを見れば、そもそもトラフィックが流れているのかや、トラフィックの傾向が普段と異なるのかが分かります。その上で「どの拠点が普段と違う傾向になっているか」「どの時間帯でトラフィックが跳ねているのか」などを調べられるんです。
こうしたグラフがあることで、通信遅延について感覚ではなく事実ベースで話せるので、その後の改善や対策に役立てられます。わざわざベンダーに問い合わせなくても、このようなデータをいつでも確認できるというのは情シス担当者にとって便利なんです。
各拠点のルータの稼働状況を一覧で確認できます。「状態」のステータスを見てみてください。「正常」が並んでいる中に1つだけ「応答なし」とありますよね。
仕組みとしては、例えばルータから監視通知システムに対して、Heartbeatと呼ばれるパケットを5分に1回送信しています。このパケットが3回連続で届かなかった場合「応答なし」と判定されます。その場合は、この拠点のルータや回線に問題があると予測できます。
更に稼働状況をチェックした後、実際にその拠点の環境にアクセスして、pingやポートの状態を確認するコマンドなどをGUIで実行できます。
お客様から見える情報がゼロの状態だと、「なぜかつながらないんだけど…」という問い合わせから始まります。一方で、IIJ Omnibusサービスでは拠点ごとの稼働状況やトラフィックの推移が見られるので、「ここに問題がありそうだ」と予測を立てながら問い合わせができます。障害時はとにかく復旧までのスピードが求められるので、これだけでも全然違います。
あとは、管理ポータルでファームウェアアップデートのスケジューリングができます。ホーム画面の右上に、このようなポップアップが出ていたら「アップデートしてください」という合図です。
普段使っているスマートフォンでも、時々ソフトウェアのアップデートがありますよね。WANサービスでも同じく、新しい機能の追加や脆弱性への対応が出てきたときに、機器などをアップデートする必要があるんです。
機器のバージョンアップには再起動を要します。その際に通信断を伴うのですが、多種多様な業種のお客様がいるので、再起動のタイミングはお客様に決めてもらう必要があります。業務に影響が生じてしまうと困りますからね。このように機器ごとに更新日時を設定できます。
IIJ Omnibusサービスの管理ポータルは、SD-WANで重要な「一元管理」を満たす上で重要なツールです。オンラインの環境から、ルータやWANに関する情報を一通り確認できます。これまでお客様の要望を受けながら、様々な改良やアップデートを通してここまで使い勝手の良いサービスへと発展しました。私はIIJ Omnibusサービスのリリース初期から携わっているので、その進化を目の当たりにしてきています。これから先も、企業ネットワークの土台としてどのように拡張・強化されていくのかがとても楽しみです。

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