システムの監視にZabbixを利用されているお客様の中には、Zabbixからの大量アラートにお困りの方も多いかと思います。
もちろん、これはZabbixの設定トリガーが忠実に動いている結果なのですが。大量アラートでメーラーが溢れて困っている…アラートをエクセルに転記してチケットのように管理している…。「Zabbix運用に工数がかかってね」というお悩みをよく聞きます。
本記事では、このようなお客様のお悩み解決ツール「IIJ統合運用管理サービス for Zabbix」の魅力をご紹介します。
「IIJ統合運用管理サービス for Zabbix(以下、UOM for Zabbix)」はSaaS型のサービスで、Zabbixと組み合わせてアドオンサービスのように使うことができます。
使い方はとても簡単。Zabbixからのアラートメールを直接お客様のメーラー(アドレス)に送るのではなく、UOM for Zabbixのメールアドレスに送る設定をします。UOM for Zabbixでアラートメールを受信するイメージです。
あらかじめ指定した条件に合致したアラートが発生すると、自動音声による電話通知を行います。電話連絡は複数の宛先が登録できますし、シフト設定で曜日や時間帯によって通知先を変更することもできます。また、1人目の方が電話に受領(#を押すことで受領となります)できなかった場合、2番目、3番目・・・と登録した順に自動で架電。対応漏れを防ぐことができます。
電話での通知だけではなく、もちろんメールでの通知も可能です。UOM for Zabbixからのメール通知は、そもそも指定した条件以外のアラートは通知しませんので、障害に無関係なアラートは確認自体が不要になります。
さらに、指定した条件が同一のメールは5分単位で集約して1つのメールとして送付します。この機能がZabbixからの大量のアラートを防ぐので、確認と対応をすべきアラートが見やすく、明確になります。
便利機能1と2はアラートに関するメリットでしたが、UOM for Zabbixではチケット管理の機能も提供します。便利機能2で集約されたアラートが自動でチケットに起票されます。この「自動で」起票される点がポイントで、チケット管理の最大の障壁である入力の手間を軽くすることができます。
もちろん一般的なチケット管理の機能も搭載。対応結果などを入力することもできます。
その他、同一ノードで過去発生したアラートなど類似のチケットを検索することも可能。
便利機能1の電話通知の結果がどうなったのか、その後の対応はどうなっているのかをタイムラインで表示するので、対応状況が確認しやすくなっています。
UOM for Zabbixを60日間無料で試せるトライアルを、ぜひお試しください。
実際の設定方法や操作方法を学べるハンズオンセミナーも定期的に開催しております。