「選べるIoT」スマート工場EXPO 2025 イベントレポート

IIJのIoT事業部は、2025年1月22日~24日の3日間開催された「スマート工場EXPO 2025」に出展しました。
今回は初の試みとして、製造業の課題をテーマに20のユースケースを展示し、来場者によるシール投票を実施。
果たして最も関心を集めたテーマとは?ぜひ最後までご覧ください。

目次
  1. スマート工場EXPOとは
  2. ブース紹介
  3. ユースケースの投票結果
  4. 来場者の声
  5. 最後に

スマート工場EXPOとは

スマート工場EXPOは、スマート工場やスマート物流を実現するためのIoT・AI・FA/ロボットなどの最新技術・ソリューションが集結する展示会です。今年で9回目の開催となり、多くの企業が参加。東京ビッグサイトで開催されました。
IIJは3日間ブースを出展し、多くのお客様に当社のIoTソリューションをご紹介する機会となりました。

ブース紹介

製造業で今注目されている「防爆対策」や「カーボンニュートラル」に焦点を当てたブース展示を行いました。

展示テーマ

今回は、「選べるIoT」をテーマに、以下3つのソリューションをご紹介。

  1. 防爆
  2. カーボンニュートラル
  3. 産業IoTセキュアリモートマネジメント(SRM)

展示内容

  1. 防爆
    防爆エリアでのデジタル化を進めるため、防爆対応の端末やデバイスの活用方法をご紹介。
    また、iPhone防爆機器、IoTカメラ、ソーラーパワー型ビーコンなどの実機を展示し、多くの方に手に取ってご覧いただきました。
  2. カーボンニュートラル
    カーボンニュートラル実現の第一歩として、エネルギー使用量の可視化施策に関して展示。
    電力データに加え、生産データや設備稼働データを組み合わせることで、生産性向上につながる複合的な分析が可能であることをご紹介しました。
  3. 産業IoTセキュアリモートマネジメント(SRM)
    リアルタイムで工場の生産管理・設備監視を可能にするIoTソリューションを展示。
    データ取得に必要なセンサー・ゲートウェイ等の機器や管理ツール、構築・運用までIIJがサポートできることをご紹介。デモ画面で具体的な活用イメージを体験いただきました。

ユースケースの投票結果

製造業で注目されているIoTの活用法を探るべく、20のユースケースを展示しました。

今回は、「安全管理」「生産性向上・品質管理」「設備保全」などをテーマに、製造業向けIoT活用ユースケースを展示。来場者の皆様には、関心のあるユースケースに「気になる」「既にやってる」の2種類のシールで投票していただきました。

投票の結果、防爆や省エネをテーマにしたユースケースに多くの票が集まりました。
その中でも特に多くの票を集めたのは「【安全管理】遠隔管理による防爆エリアDX施策」でした。この結果から、防爆エリアのデジタル化に対する業界の関心の高さが伺えます。

来場者の声

来場者の皆様から寄せられた声をご紹介させていただきます。

  • 防爆
    「防爆エリアでのリモート監視やデータ可視化に興味がある」との声が多く、特に「防爆対応のデバイス導入を検討している」というお客様も多数おられました。
  • カーボンニュートラル
    「工場でのエネルギー利用量の可視化に興味がある」という意見が複数あり、「データの収集・分析を活用し、生産性向上を目指したい」といったニーズがありました。
  • 産業IoTセキュアリモートマネジメント
    「設備のリモート監視やデータ収集の自動化を進めたい」との声が多く、特に「故障予兆や効率化を重視している」という企業が目立ちました。

また、「IIJがこういったIoTソリューションを提供していることを知らなかった」というお声もいただきました。 今回の展示を通じて、IIJのIoTソリューション、特に防爆領域の取り組みを多くの方に知っていただく機会となりました。

最後に

展示会を通じて多くの企業様と情報交換をさせていただき、今後のサービス向上に向けた貴重なヒントを得ることができました。
今後は、展示会でいただいたご意見をもとに、次回の展示会出展やウェビナーの開催を検討しております。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。