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IIJ法人サービスのマーケティング全般を担当。市場トレンドを的確に捉え、お客様に"今"必要なコンテンツを提供。メールマガジンのコンテンツ企画、ウェビナー・イベントの企画、アンケート調査に基づくデータ分析など、多岐にわたる業務に従事し、トレンドやニーズに応じた情報発信を行う。
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こんにちは。マーケティング担当の大利です。
前回のデータ連携に関するアンケート調査に続き、今回は、情シス向けにWANの利用状況に関するアンケート調査を実施しました。
WANの次回更改予定は?利用における課題は?様々な回答をご紹介します。
【アンケート調査の概要】
「5年以上前」に導入したWANを、現在も利用している企業が55%と最も多い結果になりました。
利用中のWANの導入時期が「5年以上前」を選択した企業が多かったことから、直近数年での更改予定が多いと予想しましたが、意外にも具体的な検討時期が定まっていないことが分かりました。WANの更改サイクルが長期化していることの表れなのかもしれませんね。
通信速度、SaaSのストレスのない利用
従業員数:1,000~2,999名
業種:素材・素材加工品
ベストエフォートなので遅延がひどい
従業員数:100~499名
業種:素材・素材加工品
トータルコストの削減(回線費用、運用・監視の手間)、回線速度改善(コストパフォーマンス)
従業員数:1,000~2,999名
業種:広告・情報通信サービス
拠点間の通信の遅延が現在課題である
従業員数:100~499名
業種:教育、学習支援
回線速度の安定化とセキュリティ強化
従業員数:100~499名
業種:機械・電気製品
他には次のようなコメントがありました。
WAN運用において、情シスが感じている課題はバランスよく分かれた印象です。一方で、次回更改時に改善したい課題をフリーコメントで聞くと、通信速度やコストを改善したいという声が多く挙がりました。
半分以上の方がWebアクセスの遅延に「課題を感じている」と回答されました。Microsoft 365やkintoneなどのクラウドサービスは大容量通信を必要とします。その影響でWebアクセスに遅延が生じます。Web会議の音声が止まるなども同様の原因のため、クラウド通信負荷を分散させることが重要です。
サーバの寿命が一般的に3~5年とされているように、WANの更改時期も5年おきを予想していました。ただ今回の調査結果から、WANの更改時期を具体的に定めている企業は少ないことが分かりました。SaaSなどによるアクセス遅延に「課題を感じている」企業は半数以上あり、WANの更改も「時期」ではなく「課題」に対して検討される傾向があると考えられます。現在自社のネットワーク環境が最適であるか、また課題がないかを見直す良い機会です。
IIJでは通信速度遅延やコスト、回線品質など、お客様のネットワーク課題を解決するIIJ Omnibusサービスを提供しています。
WANの検討ポイントを資料にまとめていますので、ぜひご覧ください。
引き続きいろいろなテーマで調査していく予定です!お楽しみに!!