IIJ Starlink ワンデイラボ レポート~Starlink担当になって初めて見えた、お客様が本当に知りたかったこと~

IIJ マーケティング統括本部 マーケティング本部

野崎 萌心

執筆・監修者ページ/掲載記事:1件

2026年4月からStarlink担当となった野崎です。担当になって最初に感じたことは「こんなに薄いアンテナで、本当に衛星と通信できるのだろうか?」という素朴な疑問でした。今回開催した「IIJ Starlink ワンデイラボ」は、そんな私自身の疑問にも答えてくれるイベントとなりました。本記事では、イベント当日の様子と共に、現場で私自身が感じた参加者の皆さまの関心や印象的だったポイントをレポートします。

目次
  1. 開催概要
  2. 開催の背景・目的
  3. イベント当日の様子
  4. イベントを通じて見えてきたこと
  5. 最後に

開催概要

  • イベント名:IIJ Starlink ワンデイラボ
  • 日時:2026年6月29日(月)・30日(火) 14:00-16:35
  • 会場:SLOTH JINNAN 東京都渋谷区神南1-14-7 ワイズ神南ビル 6F
  • 参加方法:会場参加/オンライン参加
  • 登壇者:株式会社インターネットイニシアティブ
    マーケティング統括本部マーケティング本部 谷口 崇

開催の背景・目的

近年、Starlinkへの関心は高まっており、IIJにも多くのお問い合わせが寄せられています。
一方で、「どのようにつながるのか」「通信速度や安定性はどうなのか」「業務利用でどのように活用できるのか」といったご質問も多く、実際の利用イメージや運用イメージを具体的に知りたいという声をいただいていました。

そこで今回、初の体験型イベントとして「IIJ Starlink ワンデイラボ」を開催しました。
本イベントでは、Starlinkの最新情報をご紹介すると共に、実機を用いた接続デモや質疑応答、個別相談を通じて、企業での活用方法や運用イメージを具体的に体感していただける内容としました。

また、Starlinkを2台利用した冗長構成による切替デモでは、実際の回線切替の挙動をご覧いただきながら、自社の課題解決への活用をイメージしていただきました。
IIJならではの知見や実機デモを通じて、企業でのStarlink活用の理解を深めていただくことを目指しました。

イベント当日の様子

当日は、会場参加・オンライン参加ともに多くの方にご参加いただきました。本イベントでは、Starlinkの販売開始前から独自検証を続けてきた、IIJの谷口が登壇し、最新情報や実機デモを交えながら解説しました。

  • Starlinkに関するアップデート情報

    Starlinkの概要から最新動向、サービスアップデートまで、導入検討に役立つ情報を共有しました。日本での航空利用などの最新情報も紹介し、参加者の皆さまはメモを取ったり写真を撮ったりしながら、耳を傾けていました。

    最新のStarlink情報を紹介する講演の様子

  • Starlink実機接続デモ(冗長構成の実証)

    Starlinkを2台使用した冗長構成を実際に構築し、回線切替時の挙動をご覧いただきました。
    また、会場のベランダに設置したStarlinkアンテナの実機を見学いただきながら、機器の構造や設置イメージをご紹介しました。

    参加者の皆さまには実際にStarlinkアプリをインストールしていただき、接続状況や管理画面の表示内容についてもご覧いただきました。
    多くの参加者の皆さまが様々な角度からアンテナを眺めたり、写真を撮られたりしている姿が印象的でした。

    担当になった当初の私自身も「まずは実物を見てみたい」と思っていたため、実機をご覧いただけること自体に大きな価値があるのだと改めて感じました。

    冗長構成デモで使用した2台のStarlinkアンテナ

    冗長構成デモにおける回線切替のイメージ

  • 個別相談・追加検証タイム

    セミナー終了後には、登壇者へ直接ご相談いただける時間を設けました。
    個別のご質問や導入に関するご相談にお応えしたほか、Starlinkアンテナを実際に手に取っていただき、機器のサイズ感や重量をご確認いただきました。

    また、参加者の皆さまが持ち込まれた検証機器をStarlinkへ接続し、通信できることを確認いただくなど、より実践的な検証も実施しました。

    登壇者との個別相談の様子

イベントを通じて見えてきたこと

今回のイベントを通じて、参加者の皆さまがStarlinkの基本的な性能だけでなく、実際の導入や運用を見据えた情報に高い関心を持たれていることを改めて実感しました。

私自身、通信速度に関する質問が多く寄せられるのではないかと考えていました。
しかし実際には、パケットロスに関する考え方や冗長化構成、再接続時の動作など、通信品質や運用面に関するご質問やご意見が多く寄せられました。
このことから、企業利用においては速度だけでなく、安定性や運用性も重要な検討ポイントであることを改めて学ぶ機会となりました。

また、実機デモや追加検証に対する関心も高く、参加者の皆さまからは「スペックや単純なスループットのデータからは把握できない通信の特徴を確認できた」といった声をいただきました。
実際の利用シーンを想定した検証結果が、導入検討の参考情報として求められていることを感じました。

会場では実際にアンテナを手に取っていただき、「思っていたより軽い」「こんなに薄いとは思わなかった」といった感想も聞かれました。
更に、アンテナ本体だけでなくケーブルの先端形状など細かな仕様まで確認される方もおり、仕様情報や写真だけでは伝わりにくい実機のサイズ感や構造を体感いただくことの価値を改めて実感しました。

今回のイベントを通じて、実際の検証結果や実機展示を交えながら情報をお伝えすることの重要性を再認識しました。

最後に

今回のイベントを通じて、Starlinkに対する関心の高さを改めて感じました。
「名前は知っているけれど、実際に接続したことはない」という方も多く、実機やデモを通じて利用イメージをより具体的に持っていただけたのではないかと思います。

私自身もまだまだ勉強中の身ですが、お客様との会話を通じて多くの学びや気付きを得ることができました。
Starlink担当になる前は、衛星通信と聞くと専門的で複雑な印象を持っていました。
しかし、担当として学びながら実機に触れ、自分でも使用してみたことで、その印象は大きく変わりました。
Starlinkは思っていたよりも分かりやすく、接続や基本的な操作もシンプルで、初めて触れる方でも扱いやすいサービスだと感じています。

「難しそう」と感じている方にも、まずは実機に触れていただくことで、より具体的な利用イメージを持っていただけるのではないかと思います。
今回のイベントが、そのきっかけのひとつになっていれば幸いです。

ご参加いただいた皆さまに、改めて心より御礼申し上げます。
また、今回のイベントは多くのご好評をいただいたことから、今後も同様のイベントの開催を検討しております。
開催時期などの詳細が決まりましたら、IIJ公式サイト等でご案内いたしますので、ぜひご参加ください。

Starlink Businessはこちら(IIJ公式サイト)

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