クラウドの利用が一般的になって…
IIJは、2025年3月18日~19日に開催された「Data Center Japan 2025 – 日本データセンター協会 15周年記念イベント -」に出展しました。
今回は、発表直後の「モジュール型エッジデータセンター」の試作品を初公開し、来場者から大きな関心を集めました。雪が舞うあいにくの天候のなか、2日間で5,000名以上が来場し、IIJブースにも多くの方々にお立ち寄りいただきました。
本記事では、展示やセミナーの様子、来場者の反応などをダイジェストでご紹介します。
Data Center Japan 2025は、日本データセンター協会の15周年を記念して開催されたイベントです。データセンター業界の最新動向やソリューションを求めて、多数の来場者が集まりました。
会場は、JR浜松町駅近くの東京都立産業貿易センター浜松町館。アクセスの良さもあり、ビジネスパーソンの来場も非常に活発で、終日にぎわいを見せていました。
モジュール型エッジデータセンター
展示の目玉は、河村電器産業株式会社と共同開発した「モジュール型エッジデータセンター」の試作品です。
生成AI向けGPU搭載サーバに対応し、短納期・省スペース・柔軟拡張も可能な新しいエッジインフラです。
サーバラック、冷却装置、UPS、物理セキュリティなどをコンパクトな筐体にまとめたこの製品は、生成AIや低遅延通信が求められる現場に最適なソリューションとして、多くの来場者の注目を集めました。
その場で実機に触れられる貴重な機会とあって、展示ブースには常に人だかりができるほどの盛況ぶりでした。
マイクロデータセンター
どこにでも手軽に設置できる超小型エッジデータセンターソリューション「マイクロデータセンター」の実機も展示。この製品は、冷蔵庫ほどのサイズにサーバ、電源、空調などの機能を備えた小型のデータセンターです。
そのユニークなサイズ感や内部構造に興味を持たれた来場者の方々が足を止め、ブースに立ち寄って扉の中をのぞき込む姿が多く見られました。
来場者からは、
「プレスリリースを見て、実物が気になって来ました」
「冷却や電源設備が整っていて、設置が簡単なのも魅力」
「新規ビジネスの検討中で話を聞きに来ました」
など、様々な声が寄せられました。
実機展示をきっかけに、新たな協業の可能性につながる出会いが多くありました。
セミナーにも登壇し、「データセンターをITサービスの“ハブ”としてどう進化させるか?」をテーマに講演しました。
白井・松江の自社データセンターの取り組みを紹介し、パートナーのアルテリア・ネットワークス株式会社を迎え、接続性・ネットワーク設計の重要性についても議論を深めました。
会場では100名以上が聴講し、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
セミナーをきっかけにブースにお越しいただいた方も多く、データセンターの見学を希望される方や製品に興味を持たれる方も多く、関心の高さがうかがえました。
今回の展示を通じて、次世代エッジインフラへの期待の高まりを実感するとともに、貴重なフィードバックを多数いただきました。
今後は、展示会でいただいたご意見を活かし、更なる製品開発や情報発信に取り組んでまいります。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。