仮想デスクトップ・ファイルサーバ活用の実際のところが知りたい!【IIJ Interactive Meeting#2】

特集

情シス同士のオンライン座談会「IIJ Interactive Meeting」を開催

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IIJでは、情シス部門のリアルな事例を聞き、カジュアルにディスカッションできる場「IIJ Interactive Meeting」を定期的に開催しています。2021年3月に行った第2回の内容を一部抜粋してレポートします。

目次
  1. ファイルサーバはいろいろ悩ましい
  2. コロナで注目が高まった仮想デスクトップ
面倒な作業から解放!
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IIJ参加者

IIJ 情シス

関 一夫

IIJグループの社内ITインフラを統括

進行役

向平 友治

IIJでマーケティングを担当

ファイルサーバはいろいろ悩ましい

皆さんの会社では、ファイルサーバに課題をお持ちですか?

Aさん(小売業)

ずっとCIFSベースのファイルサーバを使ってるんですが、容量がどんどん増えてまして。古いデータの削除をユーザに依頼しても消してくれないですし(笑)。
実は数年前からG Suiteを使い始めたのでGoogle ドライブも使える状態ではあるんですが、あまり使ってくれないですね。

IIJ 関

IIJもBox導入を進めています。Box DriveというツールでWindowsエクスプローラーでの操作もできますが、フォルダ構成の考え方が違うので、ほかのファイルからのリンクやマクロで他のファイルとの連携などはうまく動かないんですよね。これはうまい解決策もないと思いますね。

IIJ 向平

私はBox利用者の立場なんですが、慣れないと確かに操作にもたつくことがありますね。エクセルでグラフを作ってパワーポイントにリンクさせたりすることが良くあるんですが、今まではファイルサーバ上でそのまま作業していました。今はローカルに保存して作業して、Boxへはバックアップ的に保存するだけにしています。

Bさん(広告・情報通信サービス業)

弊社も数年前までCIFSベースのファイルサーバでした。ただやはり「容量が不足する」→「消してくれとユーザに依頼する」→「だれも消してくれない」のイタチごっこで情シス側も辟易としてましたね(笑)。
そこでSharePointとGoogle ドライブを導入しまして、これまでのファイルサーバの容量追加はしないことにしました。そしたら自然とユーザが移行していきました。

IIJ 関

弊社のようなファイル同士のリンクとかは問題にならないですか?

Bさん(広告・情報通信サービス業)

やはりその点は解決できないので、最初は不満の声もありました。だんだんとそれでも大丈夫なようにファイルを作る際に工夫するとか、ユーザ側が適応していきましたね(笑)。旧ファイルサーバは容量追加しないことにしたので、ある意味あきらめがついたというか。

Aさん(小売業)

なるほど、そんな方法もありますか(笑)。

Cさん(建設業)

ちなみにファイルサーバをリプレースする時、現行のファイルサーバからのデータ移行はどうされたんですか?

Bさん(広告・情報通信サービス業)

うちは移行もしてないですね。データは参照のみ可能として、旧環境に残したままにしました。そしたらユーザ側で自然と移行していって、今は古い環境は利用者もかなり少ないんじゃないかな。

IIJ 関

IIJの場合は3rdパーティの移行ツールを使いました。トータルで17TBぐらいのデータを、そのツールで移行しました。

IIJ 向平

CIFSベースのファイルサーバだと本文検索とかできなかったんですが、Boxになって検索性が向上したのがとても良いですね。
あと、弊社の場合はお客様との契約ポリシーによってはオンプレミスのファイルサーバに保存することもあるので、Boxとオンプレを両方使ってる形です。

Bさん(広告・情報通信サービス業)

社外とのファイル共有もBoxを使ってますか?

IIJ 関

本格運用はまだですね。もう少ししたら本格的に外部との共有も利用推進できればと思ってます。

IIJのファイルサーバ移行例の記事もご覧ください。

コロナで注目が高まった仮想デスクトップ

仮想デスクトップを導入している会社に聞いてみたいことはありますか?

Bさん(広告・情報通信サービス業)

仮想デスクトップの一人当たりの導入コストってどのぐらいになりますか?現在はFATクライアントなので、ざっくり20万円前後+ソフトウェア費用ぐらいなんですが。

Dさん(法人サービス業)

弊社の場合だと端末はざっくり15~6万円、それに加えてソフトウェアライセンス数万円ってイメージですね。

Bさん(広告・情報通信サービス業)

仮想デスクトップではサーバ側の費用も必要ですよね。社員が増えたりすると増設も必要ですね。

Dさん(法人サービス業)

そうですね。ただ社員の出入りがあるので、トータルの利用者が大きく増えることはなく、当面は増設しなくてもよさそうです。

Bさん(広告・情報通信サービス業)

クライアント側のスペックはどのぐらい必要ですか?

Dさん(法人サービス業)

特にリッチではないですね。例えばChromebookとかのスペックでも大丈夫だと思います。実際弊社でも、今後の利用を見据えてChromebookの検証も始めてます。

Bさん(広告・情報通信サービス業)

なるほど、実際にユーザがクライアント端末を立ち上げてから仮想デスクトップに接続して、作業開始できるまでどのぐらいかかりますか?

Dさん(法人サービス業)

1分未満ぐらいですかね。VDIの仮想イメージ側は起動しっぱなしです。起動しているイメージに接続するので、そこまで遅い印象はないですね。

Aさん(小売業)

クライアントにはコアをどのくらい割り当ててますか?

Dさん(法人サービス業)

基本4コア、メモリは8GBを割り当てています。

Bさん(広告・情報通信サービス業)

クライアント端末のキッティングは不要ですか?

Dさん(法人サービス業)

そうですね、新品の場合は基本そのまま渡します。別のユーザが利用していた端末を次の方に渡す時には、Wi-Fiの情報を消したりなどちょっとした作業をするんですが、その作業に5分ぐらいですかね。

Bさん(広告・情報通信サービス業)

クライアント端末のキッティング作業が楽なのはいいですねー。ちょうど今、新入社員が入社する時期でもあるので、キッティング作業が大変で。そのために人員を確保しているくらいなので。

Cさん(建設業)

そうですね、その点は仮想デスクトップのメリットですよね。

Eさん(法人サービス業)

弊社も仮想デスクトップ利用してますが、このコロナでリモートワークが増えた時、セキュリティレベルを大きく落とさないで自宅Wi-Fiとの接続を許可できたのが良かったですね。

Cさん(建設業)

ちなみに皆さん、クラウドサービスの利用も検討されましたか?弊社だと仮想デスクトップ基盤の運用がハードル高くて(笑)。

Dさん(法人サービス業)

各社のDaaSを検討はしたんですが、その当時はちょっと動作が遅かったりとか、Webカメラがうまく動作しないとかいろいろ課題がありました。あとはコストですね。クラウドまでのネットワークも考えると、弊社の場合はオンプレミスの方がコストメリットがありました。

Aさん(小売業)

弊社はDaaSを使ってます。さらにWindows Updateなどの運用も含めてフルアウトソーシングしてます。運用を意識しなくてよいので楽ですよ。

IIJ 向平

このコロナで仮想デスクトップがさらに注目されてきましたよね。本日は非常に有意義な情報交換ができたと思います。ありがとうございました!

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