地域包括ケアシステムの構築が全国の地域、行政で大きな課題とされるなか注目を集めているのが、住民の医療と介護、生活を一体的に支える豊明市の取り組みだ。徹底した調査で住民のニーズを把握、多職種が情報共有し、ケアの質を上げる。大学と行政、企業が強力なタッグを組んで実現した「豊明モデル」の歩みを追った。
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要介護者を減らす地域包括ケア[PDF 6ページ:2.4MB]
コンテンツ
- ◎地域クローズアップ [豊明市]
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医療と介護の狭間を埋める組織づくり
- 増え続ける医療・介護ニーズにどう対応していくのか
- 医療と介護をつなぐネットワークの形成
- 大学と市の連携による地域包括ケアシステムの促進
- ◎企業クローズアップ [株式会社インターネットイニシアティブ]
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各自治体の課題解決を長期的視点でサポート
- 地域や生活圏を超えて患者情報を共有できる「電子@連絡帳」
- 医療情報の取り扱いに係る各種ガイドラインに準拠した高いセキュリティ
- 地域が抱える課題により、自地域に合わせたシステム構築
- ◎対談 [名古屋大学 水野正明 氏×IIJ 喜多剛志]
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各地の課題をモデル化全国共有していきたい
- 超高齢社会を迎えて、高齢者の「自立」そして高齢者の「支え手」を増やす仕組みづくりが必要
- 地域包括ケアで必要な多職種連携と情報共有を担う「電子@連絡帳」
- 地域包括ケアシステムは高齢者だけでなく一生涯を支える仕組み
- 水野 正明(みずの まさあき) 氏
- 名古屋大学医学部附属病院先端医療・臨床研究支援センター
総長補佐/教授
1959年生まれ。名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。名古屋大学医学部附属病院教授、先端医療・臨床研究支援センター副センター長、名古屋大学総長補佐(産学官連携担当)。専門分野は分子生物学、脳神経外科学
※株式会社日本医療企画 「最新医療経営フェイズ・スリー」2017年8月号より転載