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IIJ法人サービスのマーケティング全般を担当。市場トレンドを的確に捉え、お客様に"今"必要なコンテンツを提供。メールマガジンのコンテンツ企画、ウェビナー・イベントの企画、アンケート調査に基づくデータ分析など、多岐にわたる業務に従事し、トレンドやニーズに応じた情報発信を行う。
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近年企業では、DX推進をはじめとしてデータ利活用が加速しています。一方で必要なデータは基幹システム内にあることが多く、主に情報システム部門でその整備や対応を行っています。
そこで、基幹システムを取り巻くデータ利用課題について、データ連携サービスの営業を担当するEmiさんに現状を聞きました!
<今回話を聞いた人>
サービスプロダクト推進本部 営業推進部 クラウドソリューション課 Emi
野球観戦が大好きなデータ連携担当
大利
基幹システムのデータ利用に関して、お悩みを持たれている情報システム担当者が多いと聞いたのですが、実際はどうなのでしょうか?
Emi
私は情報システム部門の方とお話することが多いのですが、最近は「基幹システムのデータ利用にあたっての運用負担」の課題を聞くことが増えています。
大利
具体的にはどんな課題でしょうか?
Emi
特によく聞く課題としては3点あります。
大利
まず、「データ抽出」の課題について教えてもらえますか?
Emi
社内で、基幹システムに格納されている、あるデータが欲しいという要望があったとします。ただ、基幹システムのデータは社員が参照したり取り出したりする仕組みがないため、該当データの抽出を情報システム部門に依頼します。
業務で利用するとなると「いつまでにほしい!」「項目をこうカスタマイズしてほしい!」などの要望もあがります。情報システム部門はそうした依頼に対応する一方で、当然他の業務もありますので、データ抽出の対応が大きな負担になっています。
大利
様々な部門からの依頼に対応するのは大変そうですね。
私も急ぎのデータ抽出をお願いしたことがあったので、耳が痛いです…。
次に「データ連携時のフォーマット変換」はどんな課題でしょうか?
Emi
データを他の業務システムと連携させる際に、ファイルのフォーマットを変換する必要があることが多く、これも大きな負担となっています。例えば、カンマやタブの区切り、小数点、文字コードなど、フォーマットが異なるため、手作業での調整が避けられません。
大利
データ連携ができても、手作業が残ってしまうのは本末転倒ですね。
最後に「データ連携の個別開発に伴う対応」について教えてもらえますか?
Emi
各システムとのデータ連携において、APIなどを用いて個別に開発する場合、例えば新しいクラウドサービスを導入する際や基幹システムをリプレースする際に、連携部分の改修や再構築も必要になります。
こうした終わりのない対応を行っていくことのコストや運用工数も大きな課題となっています。
大利
そうなんですね…。
基幹システムのデータ利用について様々な課題があることが分かりましたが、解決方法はあるんでしょうか?
Emi
解決策の一つとして、データ連携ツール(EAI)を活用することが挙げられます。データ連携ツールを使うことで、システム間のデータ連携を開発不要で実現し、手作業によるデータ抽出やフォーマット変換の手間も削減することができます。
大利
こうしたツールを活用することも重要なんですね!
Emi
今後、企業のデータ利活用は更に活発になります。情報システム部門の負担をいかに軽減できるか、というのも重要な観点になると思います。
データ連携ツールによる具体的な解決方法ついては、本ページに掲載の資料にまとめていますので、該当する課題がありましたら、ぜひご覧いただければと思います。