クラウド型のバックアップって??開発者に聞いてみた(後編) 「バックアップの不安を解消したい」サービス開発への思い――災害対策やセキュリティに対応

<若手マーケ和泉が行く!IIJサービスの”裏側”を聞いてみたシリーズ>
IIJに最近入社した若手マーケティング担当の和泉。上司から「まずは各サービスの特長を学んでこい!」とのお達しがあり、IIJサービスの開発者を巡る旅が始まりました。

前編でバックアップのトレンドが分かった和泉。後編となる今回は、いよいよシンプルバックアップサービスの特長や開発の背景について聞いていきます。

バックアップのニーズに応えたい


和泉
お客様から、バックアップに対して、いろいろな要望があったと思いますが…

荒木
「増え続ける容量」「災害対策」「セキュリティ対策」「バックアップ元がバラバラ」といったバックアップに関するニーズをお客様からよく聞いていましたので、それらに対応するために開発したのが「IIJシンプルバックアップサービス」です。

和泉
どんな特長がありますか?

安藤
「IIJシンプルバックアップサービス」はSaaS型のバックアップサービスで、バックアップの機能をサービスとして提供します。これはまさにIIJとしての強みを活かせるサービスの形です。IIJは長くデータセンターの運用をしていることもあり、バックアップデータを保存する環境の品質には自信がありました。

あと、国内に複数のデータセンターがありますので、距離が離れたリージョンを2ヵ所以上提供できる、という強みもありました。

和泉
バックアップの課題を解消できるベースがIIJにあったんですね。

安藤
バックアップデータの保存場所はIIJの提供する容量無制限のクラウドストレージなので、容量が増え続けても問題ありません。また、クラウド上のストレージは基本的にバックアップ元のデータから距離が離れた場所にあるので、災害対策にもなります。

和泉
なるほど。容量の問題と災害対策の問題はこれでクリアできますね。

場所と種類を選ばない


和泉
バックアップ元がバラバラという問題もありますね。

安藤
「バックアップ対象の場所と種類(インフラ)を選ばない」というのも重要なコンセプトでした。
オンプレミスのサーバ、パソコン、クラウドのインスタンスなど、どんなデバイスのバックアップもクラウドにまとめられるようにしたい、という思いがありました。これを実現するために、このサービスでは様々なインフラに対応したAcronis社のテクノロジーを利用しています。

和泉
ということは、クライアントPCのバックアップでも利用できそうですね。セキュリティに対するニーズも満たせそう。

荒木
また、クラウドらしくスモールスタートができる、という点もポイントの1つでした。IIJシンプルバックアップサービスは月額15,000円・500GBからスタートできます。

和泉
クラウドっぽいですねー。

荒木
はい。やはり新たなツールとなると使い勝手などもあるので、まずは一部のシステムで使っていただいて、そこでトライ&エラーをしたうえで、納得して使ってもらいたいと考えています。

和泉
一般的なバックアップサービスとの違いはありますか?

安藤
バックアップをSaaSとして提供できるのがこのサービスの強みですね。更に、国内かつ距離的に十分に離れた東西のリージョンを提供できるのも「売り」のポイントです。

和泉
なんか良いことずくめな気が(笑)。リリースしてからの反響はどうですか?

安藤
サービス提供を始めてからの反響は大きく、すでに多くのお客様にご利用いただいています。
今のところ、お客様からは「バックアップデータを離れた場所に置くことで災害対策をしたかった」というのと「でも、できるだけコストを抑えたかった」という声が多いですね。

和泉
課題にちょうどマッチしたということですね。

安藤
あとは少し変わった用途として、マスターイメージの展開にご利用いただいているケースがありましたね。

拠点を頻繁に追加されるお客様だったんですが、拠点ごとのシステムのマスターをイメージバックアップしておいたそうです。新拠点を展開する際、同じデータをリストアして反映していたため、簡単に展開できた、とのことでした。

和泉
なるほど!

荒木
こんな使い方があるとは、という感じでしたね(笑)。

和泉
クラウドにバックアップデータがあるので、そういったこともやりやすいんですね。

よりセキュアなバックアップを


和泉
ちなみに今後は何か新機能の開発を予定していますか?

荒木
SaaS型のサービスの特長でもありますが、順次機能の拡張は実施していきたいと思っています。

直近では、お客様環境とサービスとの閉域接続に対応していきたいと考えています。このサービスはクラウド型なので、基本的にはバックアップをインターネット経由で行いますが、今後はインターネットではなく閉域ネットワーク経由で行えるようになります。特にセキュリティを強く意識されるお客様からの要望に応える機能です。

和泉
セキュリティも万全ですね。

安藤
IIJの閉域ネットワークに接続してもらえれば、その閉域ネットワーク内でインターネットに出ることなくバックアップも利用できる、そんなセキュアなバックアップ環境を実現していきたいと考えています。

和泉
よく分かりました!これ、私も自分のPCのバックアップで試してみたいんですが、トライアルってできますか。エンジニアじゃないと操作が難しくて無理かな…。

荒木
トライアルできますよ。操作画面もすごく分かりやすいので、和泉さんでも大丈夫です(笑)。
トライアルIDを払い出しますね。

和泉
ほんとですか、ありがとうございます!

というわけで、実際に自分のPCで試してみることに。
意外と簡単!? バックアップをやってみた」をご覧ください。

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