情シスの皆さんは普段、どんな課…
IIJでは、情シス部門のリアルな事例を聞き、カジュアルにディスカッションできる少人数制の座談会「IIJ Interactive Meeting」を定期的に開催しています。
「IIJ Interactive Meeting」とは
…といった皆さんのお悩みを解決する場として、IIJとのお取引の有無を問わずご参加いただけます。
本レポートでは2022年3月に行った第7回の内容を、一部抜粋してご紹介します。
最初の事例セッションでは、SUNITED様の事例をご紹介いただきました。
近ごろ耳にする機会が増えた「リスキリング」などのトピックも交えながら、情シス部門を別会社として独立させた事例をお話しいただき、参加者からも多くの質問が寄せられました。
その後、IIJが独自に行った「情シス頑張ったことアンケート2021」の結果をご紹介し、ディスカッションタイムへと進みました。
IIJ参加者
IIJ 情シス
関 一夫
IIJグループの社内ITインフラを統括
進行役
向平 友治
IIJでマーケティングを担当
Aさん(食料品製造業)
システム部門独立のお話もひとつの例だと思いますが、今日ご参加の皆さんは、社内での情シス部門の価値や立ち場を向上させるための動きって何かされていますか?
Bさん(その他)
私は、経営層に対する課題や提案の投げかけを頻繁に行うようにしています。発信を増やすことで、課題を把握している部門/情報ソースであるというポジションを作っていきたいと思っています。
Cさん(製造業)
IT部門単体ではなくて、経営の目線をもって寄与できるように心がけています。
過去には「要件まとめてから相談してください」などといった対応をしていたこともあったようですが、今はできるだけ話を聞いて一緒に課題解決を目指す姿勢にしています。
Dさん(情報サービス業)
経営陣から現場に発するメッセージの表現方法を工夫しています。ときにシステムの導入は社員にネガティブに映りますが、ポジティブなメッセージに変換すると組織をスムーズに動かすことにもつながるなと感じています。
Eさん(広告業)
うちでは、経営層に対してというよりは、現場に感謝してもらうことが重要かなと思っています。ヘルプデスク業務もやっているので、様々な問い合わせへの対応を通じて信頼を培っていく形ですね。
Fさん(設備工事業)
ここ数年は、リモートワークによって情シスの貢献度が向上していると思います。電子化しなければ仕事ができない状況にありますからね。
あとは、事業部が独自でシステムを作ることも増えていますが、セキュリティ面の砦となることで、会社をインシデントから守っているという存在にもなっています。
Gさん(鉄道業)
うちもコロナがひとつのきっかけになりました。これまでは風当たりが強いこともありましたが、Microsoft 365にリプレイスをしたことが評価されて、“IT部門頼りになるぞ”という風向きに変わったように思います。
…と、ここでお時間が来てしまいましたが、イベントではチャットも含め様々な意見が飛び交い、皆さんそれぞれの取り組みについて情報交換をしていただく有意義な機会となりました。
実際のイベントでは、レポートには書ききれない“ここだけの話”が満載で、非常に有意義な情報交換がされています。
ここで、ご参加の皆さんからお寄せいただいた主なご意見をご紹介します。
座談会は次回以降も開催予定です。皆さんのご参加をお待ちしています。