IIJの新人営業の高田が、II…
IIJ GIO(ジオ)などのクラウドサービスを担当している新人営業。
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こんにちは。新人営業の高田です。クラウドサービスを担当しています。以前のインタビューで、IIJ GIO インフラストラクチャーP2 Gen.2(以下、IIJ GIO P2 Gen.2)の新しい移行ソリューション「VM レプリケーション方式」なら、お客様自身で簡単にサーバ移行ができると聞きました。今回は、営業の私でもできるか、実際に試してみます。
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IIJ GIO P2 Gen.2の「VMレプリケーション方式」で、オンプレミスからクラウドへの移行を試してみます。VMware環境の仮想マシン1台(ストレージ容量10GB)を、IIJ GIO P2 Gen.2のフレキシブルサーバリソースにインターネット経由で移行します。
まずは全体の流れを把握します。オンラインマニュアルに記載されている移行手順を確認しました。
① VMware Cloud Director Availability(以下、VCDA)アプライアンスをダウンロードする
② 移行元にVCDAアプライアンスをデプロイする
③ 移行元と移行先の環境をピアリングする
④ 移行する
細かい設定もありそうなので、できるか不安になりましたが、マニュアルに沿って作業してみます。
IIJ GIO P2 Gen.2のコントロールパネルから、「レプリケーション:移行」を契約します。標準で提供されるので、追加費用はかかりません。
次に「VMWare」のWebサイトから、移行元にデプロイするVCDAアプライアンスをダウンロードします。ダウンロード先はコントロールパネルに書いてありました。
ここまでは順調に進めています!
移行元のvCenterのコントロールパネルからダウンロードしたOVFファイルを、VCDAアプライアンスにデプロイします。
ネットワークの設定やIPアドレスの入力が必要みたいです。環境を用意してくれた担当者に確認して、入力していきます。
どのネットワークやNTPサーバ、DNSサーバを利用するか、などの設定値は迷ってしまうので、事前に確認が必要そうです。
OVFから作成されたVCDAが表示されました。なんとかデプロイできたようです!
ピアリングするためのアカウントを、IIJ GIO P2 Gen.2のコントロールパネルから確認します。
初期設定では無効化されているので、有効化してパスワード設定します。
デプロイしたVCDAアプライアンスにログインして、初期設定ウィザードを実施します。
移行元・移行先の環境をピアリングするために、それぞれの情報を入力していきます。
Lookup Serviceに移行元のvCenterのログイン情報を入力します。
エラーが出てしまいました。
担当者に確認したところ、移行元のDNSが正しく設定されていないことが原因だったようです。再設定してもらいました。
次に、Cloud Serviceの情報を入力します。入力内容は、移行先のIIJ GIO P2 Gen.2のコントロールパネルから確認しました。
無事設定できました!
これでピアリングができたので、事前同期が開始されます。
最後に、IIJ GIO P2 Gen.2のコントロールパネルから移行元の仮想マシンを選択して、移行します。
数秒で移行が完了しました!インタビューで聞いていたとおり、システムの停止時間を最小限に留められることを実感できました。
仮想マシンの一覧から、移行した仮想マシンを確認できます。
ここまでの作業は、迷ったりしながらも3時間くらいでできました。
お客様自身でもVCDAアプライアンスの構築から移行まで、同じように実施いただけます。
IIJ GIO移行ソリューションではVCDAアプライアンスの構築、移行テストまでIIJが実施するBasicプランと、移行作業すべてをお任せいただけるPremiumプランがあります。ご要件に合わせた移行プランをお選びいただけます!